近頃、いわゆる一発屋芸人と呼ばれる芸人たちが出ては消え、出ては消えという
状態が続いている。例を挙げればムーディ勝山、波田陽区、ヒロシなどきりがないほど。
昨年に「ワイルドだろぉ」で流行語大賞を受賞したスギちゃんに、
前田敦子のものまねで大人気のキンタローも近々消えるのではないかと噂されている。
この背景には2000年代からの芸能事務所のギャラ体系の仕組みの変化にあるという。
1990年代まではギャラの9割は事務所に入りタレントには1割しか入らないケースが多かった。
これは事務所が1人のスターを育成するために、多額の投資をしているからだ。
しかし、最近はタレントを育てるという意識が薄くなり、タレントのギャラの取り分が、
半分以上になることもあるという。
また、一時的に爆発的な人気を誇るタレントが1年に1人出てくるほうが経済的な
効果としては利益が高いのだという。
確かに波田陽区のギター侍あたりから一発屋芸人が消えてネットで少し騒ぎになっていたが、ギャラの問題が関係しているとは知らなかった。
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