1日、富士山の御殿場口登山道で起きた滑落事故で、
静岡市は、消防ヘリで救助した男性1人を、約3メートルの高さから落下させ、
見失っていたことを明らかにしました。
静岡市への取材で、静岡市消防航空隊のヘリが、
負傷した男性に器具を胸と両脇に装着して吊り上げて救助しようとしたところ、空中で器具が外れて、
男性が落下したことが分かりました。
しかし、気流や足場の状況が安定していなかったため、救助は断念され、
翌日2日に滑落現場から約500メートル離れた富士宮口登山道9合目付近で、男性が発見されました。
男性は心肺停止状態にあり、病院に搬送されました。
これを受けて、市消防局の名取和雄航空課長は、
救急活動で、このような誤りは絶対に許されず、申し訳ありませんと謝罪しました。
本当に、あってはならないことですね。
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