今年は、高級な国産マツタケに手が届くかもしれない。
長野県上田市では、マツタケの集荷と競りが最盛期を迎
えているが、今年は例年になく豊作。よって価格も約3割
安になっているのだという。
卸売会社「長野県連合青果」では、10月7日に、週末収穫
した100キロ前後のマツタケが入荷した。昨年は不足だっ
たため、1日せいぜい20キロ前後だったのだとか。それが
今年、180キロの日もあるほどの豊作ぶりだ。
これは、今年の8月下旬から、菌の発生と育成に必要な土
中温度が19度以下の適温を保たれ、雨量も十分にあった
ため。1キロあたり1万数千円~5万円程度で競り落とされ
ている。
今年のマツタケは例年よりも大ぶりで、虫食いの被害も
少なく、その上絶品だという。
例年、中国産の安価なマツタケが多く流通しているが、
今年は国産マツタケを味わえるかもしれないと思うと胸
が躍る。
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