ヤマト運輸の複数の営業所が「クール宅急便」の荷物を常温で仕分けていた問題で、
同社は25日に都内で記者会見を開き、
全国の営業所の5%に当たる約200カ所で温度管理のルールを守っていなかったことを明らかにしたそう。
森日出男常務執行役員は
「二度とこのような事態を招かないよう品質向上と信頼回復に努める」と述べ、謝罪しました。
朝日新聞の報道を受け、ヤマトが25日に全国の営業所に緊急の聞き取り調査をしてわかったとか。
同社は1本の保冷用コンテナの荷物を5分で仕分けるとともに、
荷物を取り出す際は外気に触れる時間を30秒以内にするという手順を定めているそう。
聞き取りでは、この時間を超えて荷物を常温の状態にさらすなどの実態がわかったという。
会見では、コンテナを5分以内で仕分けるなどのルール自体に
「無理があるので、できないのか」と問う声も出たそう。
森常務は「可能だと思う」としながらも、
「改めてルールを見直す必要があることも認識している」と述べました。
今後、さらに精度の高い調査を進め、11月中に抜本的な対策を公表するとのこと。
クール便で代金を払っている使用者にとっては、
信じられない話ですね…。
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